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プランナーブログ


パッシブデザインのお勉強総復習2017
2017年12月12日

昨日、アトリエコラボのパッシブデザイン師匠である

野池先生ご指導の元、2017年に習った事の総復習を行いました。

その中で私自身最も難しかった例題です。

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この問題に約15分くらいの計算時間を頂きましたが、

私は参考書を見ながらで、一部計算ミスをしてしまいました。

野池先生も、「これが解けたら何かご褒美をあげよう」と言う位のレベル。

ですが、最年少の山本さんが見事正解!!

 

すげ~と思いつつ、後輩に先越されたことは悔しかったです。

 

という訳で、この場を借りて私自身の復習です。

 

まずこの問題は、冬、室温を20℃に保つ為には、どれだけのエネルギーが必要か?

という事が問われています。

①この家からどれだけの熱量(エネルギー)が逃げているのか?

この計算の公式は、Q値(冬の断熱保温性能)×床面積×(室内温度―外気温)です。

9:00をこの公式に当てはめると、1.9W/㎡K × 100㎡ × (20℃―3℃)

=3,230Wとなります。

W(ワット)は、J/s(ジュール/秒)と読み替える事が出来る為、3,230J/sとなります。

10:00も同じように計算します。

1.9W/㎡K × 100㎡ × (20℃―5℃)=2,850J/sとなります。

 

②この家ではどれだけの熱量(エネルギー)が生まれるのか?

これは室内に入ってくる太陽の熱と、生活熱の合計になります。

9:00は太陽熱の1,000Wと、生活熱500Wの合計1,500W、

10:00は太陽熱の1,500Wと、生活熱500Wの合計2,000W、

①と同じようにW(ワット)は、J/s(ジュール/秒)と読み替える事が出来る為、

それぞれ1500J/s、2,000J/sとなります。

 

③出ていく熱と入ってくる熱(エネルギー)の差を求める。

①と②の計算結果を、引き算するだけです。

9:00  3,230J/s ― 1,500J/s = 1,730J/s

10:00  2,850J/s ― 2,000J/s = 850J/s

 

④2時間分の熱量に換算する。

①~③までの計算結果は、あくまで1秒あたりの熱量にすぎません。

なので、それぞれに1時間×60分×60秒=3,600秒を掛け算します。

9:00  1,730J/s × 3,600秒 = 6,228,000J

10:00  850J/s × 3,600秒 = 3,060,000J

更に2時間分を問われているので、上記を合計し、単位をMJに直します。

6,228,000J + 3,060,000J = 9,288,000J

1MJ=1,000,000Jなので、

9,288,000J ÷ 1,000,000J = 9.288MJとなります。

 

 

やっと答えがでましたね。

ちなみに、これを電気ストーブで賄おうと思うと、

1kW=3.6MJなので、2.58kWとなります。

仮に電気代が1kWあたり25円だとすると、

64.5円で20℃を維持する事が出来る家、という事になります。

エアコンなら更に1/3以下の電気代になります。

(エアコンの性能次第で1/4、1/5にも成り得ます。)

 

この様に、エネルギーだけで言われても「?」かも知れませんが、

光熱費に換算すると分かりやすいですよね。

アトリエコラボのパッシブデザインは、理科的専門的な物を

身近な数値である、光熱費や室温に置き換えて、お客様にご提案しています。

その為には、こういった基礎知識が必要なんです。

 


miyabe at 09:37 AM

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